ミュンヘンへの旅③
早起きする。
行くはずだったカフェのオープンがまだだったので、開いてるっぽいカフェのメニューをじっと見つめていたら店先のお姉さんに声をかけられて"Cole & Porter"というカフェに入る。
レモンティーと生りんごジュース、ハムとチーズのサンドを注文する。この搾りたてみたいな生りんごジュースが本当においしかった…
店内になぜかときたま日本語の曲も流れていた(笑)
今日は天気がよくて、またしばらく悪くなるそうなので、ピナコテークに行く予定をニンフェンブルク城に変更。
中央駅からトラムで行った方早いと後から気づいたけど、Liam駅で降りてバスで行くという回りくどい行き方をしようとしていた。しかもバス停を間違えたので徒歩で結局20分くらい歩いて移動した。天気もいいし、気持ちよかったけど住宅街の中に城があるので歩いているうちにここであってるのか不安になった…
ニンフェンブルク宮殿は1180〜1918年までバイエルンを統治していたヴィッテルスバッハ家の夏の離宮。ニンフェは〈妖精〉、ブルクは〈城〉を意味するそう。陶器博物館なども見れるらしいけど、今回は宮殿のみのチケットを購入。
キャビネットとか、細部までの装飾にどれもうっとりさせられたが圧倒的にすごいのは大広間。豪華絢爛という言葉がまさにぴったりで、天井には巨大なフレスコ画が。
ここでお客さんをもてなしたんだろうなあ、初めて来たらみんなビックリするだろうなあ、とい単純な感想。一応吹き抜けになっていて、2階からも大広間が見渡せる造りになっている。
2つめに凄かったのが36人の美人画。
ルートヴィッヒ1世が美女の姿を後世に残すために、肖像画を描かせたらしい(笑)
なんとこの美人画、宮廷画家ヨーゼフ・カール・シュティーラーがひとりで描いたらしいので驚き。女性たちは靴屋の娘から上流階級の娘まで身分も様々。わたしの推しは上の美人画に描かれている子。
庭園をのんびり散策したあと、マリエン広場周辺のアザム教会へ。
彫刻家と画家のアザム兄弟がつくったらしい。すごすぎ。バロック建築がつくられた内部が圧巻すぎて、言葉を失う。ヨーロッパの教会であるような、金色が放つ神々しさというよりは、闇属性の強そうな教会といった感じ。
Sバーンに乗ろうとするときに、自販機でm&mを買おうと70セントを入れる。
が、戻ってこない。商品も出てこない。どうしよう〜〜〜と思ってオロオロしていたらおじいさんな話しかけてくれて、説明してもおじいさんにもわからないらしい。
吸い込まれたのは10セント2枚と50セント1枚だったけど、おじいさんが去ったあとなぜか20セント1枚と50セント1枚になって返ってくる。もう一度購入しようとしたら、今度はちゃんと商品が下に降りてきた。でももう機械は信用しない方がいいだろう