Somewhere in the world

眠れない夜に書く日記

ミュンヘンへの旅②

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朝5:40頃にミュンヘン の空港に到着。日本と同じくらい寒い。トイレでコンタクトをはめて、歯磨きをして、化粧をサッとして、着替えて、ミュンヘン 中央駅へ向かう。

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ミュンヘン中央駅は、ミュンヘンの中心部にあるだけあってけっこうデカい。飛行機の中で機内食のパンと果物だけ食べていたけど、まだ食べ足りなくて駅の構内をウロウロ。

フードコート的なところを見つけたので、すごくおいしそうなパンを買って座る。写真を撮るの忘れたけど、けっこう厚くてトップにパリパリした薄いチョコがかかっていて、中がカスタードがたっぷり入っていた。チョコとカスタードだけでなくて、全部食べ終わると後味がほんのりラム酒っぽかったのでたぶん洋酒も入っている。とにかく適当に選んだわりにはかなりおいしかったのだ。

 

ホテルに荷物を預けた後、行き先が本当に何も決まっていなかったので、レジデンツに向かおうとしたけど閉館だった。あきらめてマリエン広場に向かって歩いていたら、なぜか仮装している人たちで賑わっていた。

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中央駅でパンを買ったときから、お店のお姉さんがKISSみたいなメイクをしていた時点で「ん?」と思ったけど、この日はミュンヘンでのカーニバル最終日だったらしい。

夜にもう一度マリエン広場を通ったら、ゲロがぶち撒けられたように石畳の上が汚く、ビールの瓶の破片や紙吹雪が雨でふやけていて、祭りのあと感があった。

 

マリエン広場の近くにある聖ミヒャエル教会に入る。

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広場周辺の騒がしさとは打って変わった静けさ。荘厳な装飾がされていて、私が入った時はちょうどパイプオルガンの演奏が終わったみたいだった。なんだかしばらくそこに居たくなるような雰囲気だった。

 

マリエン広場から移動して、ハイドハウゼン地区へ。

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マリエン広場の人の多さにうんざりしていたけど、ハイドハウゼン地区は静かで穏やか。建物もパステルカラーで塗られていたりと、街を歩いているだけでもその可愛さにうっとり。

月曜だからかお店はほとんど閉まっていたけど、たまたま入ったカフェ"White Rabbit’s Room”が当たりだった。

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 雑貨屋といっしょになっていて、入り口付近にピンクのキッチン用品なども売られていた。

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あまりにもお腹が空いていたので、カプチーノと上にラズベリーが載っているチーズケーキを注文。チーズとラズベリーがうまくマッチしていてすごくおいしかった。

 

ホテルで少し寝てから、もともと調べていた”Ayinger am Platz “を目指して歩く。

ホテルを出た時から雨が降っていて、みんな傘を差さないで歩いている。

本当は向かいの有名なビアホール(名前忘れたけどヒトラーがそこで最初の演説をしたらしい)に入りたかったけど、1人だとハードル高そうなので断念。でも”Ayinger am Platz”は女性1人でも入りやすく、実際女性1人でも来店している人を何人か見かけた。

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白ソーセージのマッシュポテト添えとビールを注文。ソーセージがマッシュポテトとめちゃくちゃ合うことを知る。

関係ないけどヨーロッパのレストランのマナーは未だに慣れない。席に勝手に座っていいのにウエイターからの案内を待ってしまうし、逆に注文や会計が遅いともう一回声かけてしまいそうになる。

ここにいると自分は良くも悪くも外国人だな、と感じる。まわりの人の会話から聞こえる言語がわからないし、地下鉄に乗ったらほとんどの人は白人。

でも普段の日常からほんの少しの脱却と考えると、かえってそれが居心地よく感じる。不思議なことに。